シンレジャック社が製作している包装用のプリント入りリボンは高級感のある、世界唯一のエンボスプリントが特徴で、包装用リボンにおいては世界リーダーの地位を築いています。輸出でも成功を収めている同社を今回ご紹介します。 シンレジャック社では現在売り上げの40%を輸出が占めています。 ベルギー・イタリアといったヨーロッパの国々だけでなくアジア・中東にも輸出しています。 80年代までは95%はフランス国内向けで、海外市場開拓の必要がありませんでした。 既に顧客である国内高級ブランドの海外販売網を通じ、シンレジャック社の製品は間接的に全世界に輸出されていたからです。 しかし90年代からは輸出の機会を探るようになりました。 中東地域ではツヤのあるゴールドのプリントの需要が大きく、他の地域では、弊社でしか実現できないクオリティが高く評価されています。 類似製品も出ていますが、クオリティの差は歴然です。 シンレジャック社の製品にとって、Made in France であることは非常に重要です。 リボンの製作から印刷機の開発・製造・実際の印刷もフランスで行われているので、まさに国内で生まれたノウハウと言えるでしょう。 製造の最初から仕上がりまでをフランスでコントロールしていることになります。 フランス国内だけで1000件ものブランドを顧客としており、日本で現地法人の設立も予定されています。(2014年時点)